おしりのはなし

ポリープ切除を決心することになった違和感。

先生に伝えた症状以外にも、自覚していた症状を思い出しました。

●重い荷物を持って歩いているうちに、お尻に腫れ、少々の痛みが出てくる。

●拭き掃除などお尻に力を入れる姿勢で家事をしていると、お尻に腫れ、少々の痛みが出てくる。

●自転車に乗っているうちにお尻がもぞもぞしてくる。

●夜中にお尻が痛くなって目が覚める。

●結局、注入軟膏が手放せない。

などでした。これらの症状が通院する前の症状だったら仕方ないと

思えたのですが、通院していちおう完治とも言われていたのに、

この症状が出るのは良くなっていないのではないかと思ったのです。

薬がやめられないのも気になっていました。

A病院に通いだしてからは、注入軟膏を入れていたからか、

多少、固めの便さまが出たあと、痛みを感じることはありましたが、

出血はありませんでした。

今になってわかることですが、このポリープ切除が慢性裂肛の

はじまりだったのです。

[1回]

２０１２年４月に通院終了となりました。そのときのお尻の

状態ですが外部に痔核が腫れていたときの名残の

皮たれができていました。そして内部に肛門ポリープが２個

ある状態でした。どれも今すぐどうこうということもありませんとのことでした。

でも、なぜか違和感がぬけない。

今から思えば、この違和感も気にしすぎだったのかもしれないし、

もうすこし様子をみていたら別の方向に症状も変わっていったのかもしれません。

でもそのときの私は、はやくスッキリ治りたい一心でした。

ですので、また５月の終わりに「なんか違和感があって…」と

またA病院にいきまいした。　先生は

「肛門ポリープがあるから便を出すときにこれに

ひっかかって、肛門に違和感が出るのです。

このポリープを切除すると、ほぼ今の違和感は

なくなるだろうと思います」とのお見立て。

私は肛門ポリープを切除することを決めました。

[2回]

その後、２週間ごとくらいにA病院に通いました。

途中、座薬が注入軟膏に変わったり、

ステロイドを含まないボラザGになったり、

ビタミン剤が出たりしました。

出血もなく、注入軟膏を入れると

便さまもスルッと出てくれますが、

お風呂で急にしみたり、夜中になぜかお尻が

痛くなったり（この夜中の痛みはけっこう強烈でした。

痛いので夜中のすきっ腹にヘモナーゼを飲んだり

していました。肛門痛という病気もあるみたいですね）。

２、３時間歩くとお尻が痛み出すという症状もありました。

病院にいくたびに「よくなってますよ～。痔核も小さくなってきています」と

言われますが、なぜか今までにない痛みや違和感も感じていました。

そして２０１２年の４月の終わりに「もう診察しなくていいですよ。

また違和感があったらきてくださいね」と言われ、

いちおう通院終了となりました。

[1回]

そして２０１１年の１２月。またまた便さまを出した後、出血してしまいました。

そしてキリキリお尻も痛い。。。。いちど病院に行っているので、

今回は前回ほど抵抗がなくなりました。

前回の女医さんは少し遠かったので、ネットでいろいろ調べて

A病院に行くことにしました。A病院には２０１２年の６月までの

約７ヶ月間通いました。

そちらで肛門ポリープの切除もしました。

こちらの病院は診察しながらモニターで患者もお尻の中を

みることができます。診断は進行Ⅱ度の内痔核２個と裂肛でした。

この状態だと手術をせずに投薬で治りますとのことで、

ヘモレックス軟膏（ステロイド含有）
ポステリザン座薬（ステロイド含有）
ヘモナーゼ（痔内服薬）、ロキソニン（痛み止め）、ムコスタ（胃薬）

の投薬を受けました。

ここまできたら、もう観念して注入軟膏でも座薬でも

なんでもござれ！！の状態でした。

[0回]

出された注入軟膏をみて

これをお尻に入れるなんてこわすぎる！！と

恐怖心の塊になってしまいました。

何回かトライしてみましたが、

どうしても入れることができませんでした。

自分のお尻を鏡で見てみようとも思いましたが、

それも怖い（今でもまだ自分で見たことがありません）。

結局、注入軟膏もマグネシウム製剤も飲まずに（便秘の自覚はなかったので）

また市販薬でしのぎました。

今だから言えることですが、この時点でちゃんと注入軟膏をいれて

しっかり治しておけばよかったです（涙）。

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