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おしりのはなし

40代半ばの主婦です。痔について書いていきます。 2013年4月の終わりに慢性裂肛の日帰り根治手術を受けました。 内痔核の治療、肛門ポリープ切除も経験済みです。

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その28 術後1日目 術後、いちばん痛かった日

なんとか眠れましたが、朝方に便意を感じて目が覚めました。

布団からでるのも必死です。ヨロヨロしながらトイレにいきましたが、

便座に座るのも痛いし、足を開くのも痛い。

今のお尻の状態でいきむのはとても恐怖をかんじましたが、

がんばって痛みをおしていきんでみました。でも出ない。

まっ、まさかの便秘になってしまいました。

トイレには出血の後がありました。

紙でふくにも痛くて痛くて、ほんの少し押さえるだけが精一杯でした。

ウォッシュレットなんてとんでもなかったです。最弱にしてもピンポイントで

あたると悲鳴を上げそうになるくらい痛かったです

(その後も2週間以上ウォッシュレットは痛くて使えませんでした)。

便意はあるし便さまがおりてきている気配も感じるのに、出ない。

この状態、痔の経験者のかたはわかってくださるかと思いますが、

痛みますよね。私はこの状態から排便できるまでの時間(約5時間)が

術後、いちばん痛かったです。

痛いから寝ていようかとも思いましたが、いったん立ち上がった姿勢を

また横にするのが痛いし、立っているのがいちばんラクだったので、

午前中はほとんど立ってすごしていました(術後3日目くらいまで)。

その後も、便意はくるけど出ない状態で、立ったまま腸もみマッサージをしたり

水を飲んだりしてみました。そのうちやっと本格的な便意がきて

「もう、お尻が少し破れても仕方ない」と悲愴な思いで排便しました。

排便後が強烈に痛くてそのまま湯船で膝をついて半身浴をしました。

排便ができて、少しラクになったものの薄い歯のカミソリを5枚くらいあてられている

ような痛みは続きました。 今日も家事全般、夫に代わってもらいました。

1日2回 ボラザGを注入するようにいわれていましたが、

傷口に差し込む痛さで、とても無理でした。

お尻は処置した3箇所がぷっくり腫れていました。

糸がどのように皮たれやポリープを貫通しているかは不明。

歩くのは変わらずちょぼちょぼ歩き。

入院させてもらったほうがよかったのかと思いました。

食欲は普通にあるので三食きちんと食べました。


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その27 日帰り手術当日、帰宅後

帰り道すがら、ドンドン痛み出した我がお尻。

(でも、まだこのときは麻酔が残っていて、後から経験する痛みに
比べるとまだマシでした)。
 
家についたのが昼前だったので、とりあえず食事。

痛いけど食欲は普通にあるし、ここで食事のリズムを乱すと

便さまのリズムも乱れるし、食べないと痛み止めも飲めない(私は胃が弱い)ので、

必死で食べました。すでに座るのが辛くて立って食べました。

その後は、横になっていました。とにかく、体勢、体の向きを変えるのが

お尻に響いて痛くて大変でした。体を10cm動かすのもヒーヒー状態。

寝返りも苦痛でした。家に帰るころはまだ、ぎこちないながらも歩けましたが、

だんだん、歩くのが苦痛になってきて歩幅はなしのちょぼちょぼ歩き。

お尻を突き出して前足を出したらそのすぐ前に後ろ足が出るような歩き方でした。

その日の家族の食事は、お惣菜を買って食べてもらいました。

自分の分は前日に作り置いた、野菜スープなどetc…。

当日から入浴ができたので、お風呂に入ろうとするも、

着替えがなかなかできない。上半身は大丈夫ですが、

靴下に大苦戦。脚の上げ下げ、しゃがむ、床に落ちているものを取る

全部、痛みをこらえてです。やっとお風呂に入れる状態になり、

湯ぶねに入ろうとして、私の動きは止まりました。

湯ぶねをまたげない…。さいわい家のお風呂は手すりがあるので、

手すりにつかまりながら、やっと入浴というか、お尻を床につけるなんて

とんでもないので、立てひざになっての入浴。半身浴です。

痛み止めは少しは効いていたようで、手術当日の夜は眠れました。


薬:アレンフラールカプセル(抗生剤)3日分
  ボンタールカプセル3日分
桃核承気湯
  アズノール軟膏
  ボラザG


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その26 日帰り手術。手術から帰宅まで。

手術前には血液検査をやりました。手術当日は腸の中を空っぽにするため

家で浣腸をしてくるように指導を受けました。

診察室に入って浣腸をしてきたかの確認を受けてすぐ

「じゃあ、やりましょうか」と言われ、診察台に乗りました。

「麻酔をしますよ~」の声で始まりました。

私は麻酔って、せいぜい2、3本で終わるのかと思っていましたが、

とんでもなかったです。

ジカ~ッ、ジカ~ッっと麻酔の針がささるたびに痛みがきます。

歯を喰いしばると歯が砕けるかと思ったので、口は自然に「ひー」の

発音の口になります。目はつぶっていたか覚えはありません。

3本終わっても、まだブスブスと麻酔されます。7本くらい打ったところで

少し先生の手が止まったので「やっと、終わる~」と思って

「麻酔おわりですか?」と聞いたら「いやいや、まだあるよ」といわれ、

またジカ~ッ、ジカ~ッ。麻酔をされながら、痛みをすごく感じる場所と

そうでもない場所があって「神経の敏感なところとそうでないところが

あるのかな~。裂肛でも痛さに差があるのは、できた場所の神経の

敏感さが違うからかな」などと考えていました。

先生は麻酔をしながら「う~っとか、痛いとか叫んでいいよ。

ものすごく痛いことしてるんだから我慢しなくていいから」といいながらも

麻酔を刺します。そしてまた麻酔をしながら「これは痛い?これはどう?

痛くなくなるまで麻酔するからね。それでも私はほかと比べてごく少量の

麻酔しか使いません」って言ってらっしゃいました。

私は「う~今のは痛い。これは痛くない」とかいいながら…

合計、何本くらいの麻酔が打たれたかは覚えていませんが、15本は打ったと

思います。もう、この時点で気力も体力も使い果たしていました。

先生は、皮たれ&裂肛、見張りいぼ&裂肛、裂肛を縛りながら

「あ~、このポリープも一緒に取っておかないとまた切れるなぁ。
 
縛っておこう」と、前回のポリープ切除で取りきれなかったポリープも

一緒に処置してくれました。

術中、縛っている痛さなどは感じなかったのですが、

麻酔のあまりの痛さをお尻が忘れられなかったからか、

術後に看護婦さんが「わぁ、お尻が痙攣してるよ~」と言ってました。

手術が終わって、すぐに椅子に座って(このときはまだ麻酔が効いていたので

椅子に座れた)術後の注意点を聞きました。

自転車に乗らないこと、ウオッシュレットは使わないこと

(先生はウオッシュレット否定派です)などでした。

その後、院外処方の薬を200メートルくらい離れた薬局にとりに

行っているうちに、お尻がドーンドーンと重くなってきて、

だんだん痛くなってきました。薬をもらったあと「先生、痛いです」と

病院に引き返そうかと思ったくらいです。

どのくらいで麻酔が切れるか聞き忘れたうえ、持続麻酔があるので、

そんなにすぐに痛くなるとは思ってもみなかったです。

でも、こんなことで病院にひき返しても、先生も困るだろうと思いなおし、

家に帰ることにしました。帰るときは、まだお尻をかばいながらだったら

座れました。帰る途中に夫に「お尻が痛い。早く痛み止めを飲みたい」と

メールをしたくらいです。私はいままで、お尻が痛くて夜中に目が覚めても、

昼間も痛くて憂鬱でも、ひと言も「痛い」と周囲に言ったことは

なかったです。でも、このときばかりは未知の痛さだったので、

思わず弱音が出ました。(これまでに手術や大きな怪我というものを経験したこが

なかったので、よけいに痛く感じたのかもしれません)。

駅から家までは10分弱の道のりですが、なんとか歩いて帰りました。

はやく家に帰って落ち着きたいという気持ちが後押ししてくれました。


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その25 手術についてのもろもろ

私が受けた手術は振り分け結さつ術という方法で、

メスを使って肛門粘膜を切って皮膚を移植して~というやり方ではありません。

医学的なことは詳しくはわかりませんが、

裂肛や見張りいぼや皮たれを糸で縛り、壊死させて自然に患部が

落ちるというやり方です。

手術は入院を覚悟していましたが、日帰りでできますとのことでした。

術後の痛みに関しては、1週間くらいきく持続麻酔を使うので痛みは少しある程度

(ただし個人差あり)、入浴は手術当日から可能。 軽作業や車の運転もできる。

とのことでした。でも、私の皮たれはけっこう大きかったので、

これも取ると聞かされたときは、ちょっと痛いかも??と思いました。

見張りいぼは米粒の3分の1くらいの大きさだと感じていたので、

こちらはたいしたことないのかなぁと思っていました。

痛みのことで、私はへんな自信がありました。

話はそれますが、初産のときのことです。

誰も彼もが「とにかく痛い」と言うのを聞いていたので、

陣痛のときに「この程度の痛みだったら、まだまだ赤ちゃんが生まれるわけない。

みんながいうほどの痛みはもっともっと痛いはず」と、自宅で陣痛に耐えていました。

そのうち夕方になってきたので、夜になってから入院するのもなんだし、

病院にいっておこーと思い、病院にいくと子宮口はすでに8センチ開いており、

そのまますぐに分娩台にあげられるという経験をしました。

それ以降、私は痛みには強いと自信をもっていましたが、

慢性裂肛の手術は、この自信を打ち砕くものでした。

お産の痛みとはまた別の痛みでした。

(恐がらせてしまってごめんなさい、あくまで私個人の感想です)。


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その24 C病院へ 手術しないと治りません

記事内容もリアルタイムに近づいてきたので、タイトルから

痔の履歴書を外します。


C病院の先生はかなりの年配の先生でした。

C病院ではひと目みて「これは手術しないと治りませんね。

裂肛が3つあります。そのうちの2つは皮たれと見張りいぼの

付け根に裂肛ができてるので、皮たれと見張りいぼをとらないとずっと切れます。

手術は急を要するものでもないので、都合のいいときにやればいいですよ」

との診断でした。

今まで裂肛は1つといわれていたので、3つもあることにびっくりしました。

手術を宣言してもらって、正直、ホッとしました。

治らない切れを気にしての暮らしにホトホト疲れていましたから。

そして「前のお医者さんに、毎日肛門マッサージをやるようにいわれたので、

やっているんですが、その必要はありますか?」と聞いてみたら

「あなたの肛門は狭くなってないから、マッサージは必要ありません!」と

言ってもらい、肛門マッサージからも解放されたので、嬉しかったです。

(でも2ヶ月弱ですが毎日やっていたのは無駄ではなかったと思います。
 C病院の受診のときは多少広がっていたから、狭くないとの診断が出た
 のかもしれません)。

2週間後の手術の予約をして、それまでは今の裂肛の状態が少しでも

良くなるように、薬を続けました。 切れを繰り返すようになってから

9ヶ月経っていました。


薬 ボラザG ツムラ桃核承 気湯エキス(便秘予防)
   こちらの先生はマグミットやマグラックスは
   便さまが腸内に残りやすい(→残った便は固くなる→便の出始めが
   固くなって切れる)ので使わないとのことでした。


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